気に入った作品を見つけたとき、
「原画とアートプリント、どちらを選べばいいのだろう?」
と迷うことがあります。
一点ものの原画には、実際に画家が筆を動かし、絵具を重ねた作品ならではの魅力があります。
一方、アートプリントには、好きな作品を飾る場所やインテリアに合わせて、サイズや素材、額装などを選べる楽しさがあります。
Etoupe Abstractsでは、小さなアクリル原画のほか、Artgene ではジークレー額装プリント、Saatchi Art ではCanvas、Fine Art Paper、Acrylic、Metalから素材を選べるArt Printをご用意しています。
どれか一つが優れているというよりも、作品とどんな距離で暮らしたいか、どんな空間に飾りたいか によって、選び方は変わります。
今回は、原画とアートプリントの違いと、それぞれの楽しみ方について考えてみます。
原画とは?
原画とは、画家が実際に制作したオリジナル作品そのものです。
Etoupe Abstractsのアクリル原画では、支持体の上に絵具を置き、筆やさまざまな道具を使いながら一枚ずつ制作しています。
そのため、作品の表面には絵具の厚みや筆跡、色が重なった跡などが残ります。
写真では平らに見える部分にも、実物を近くから見ると小さな凹凸があったり、光の方向によって絵具の見え方が変わったりします。
同じ色や構図を使っても、その筆跡や絵具の重なりまで完全に同じものをもう一度つくることはできません。
そこに、一点ものの原画ならではの魅力があります。
Etoupe Abstractsの小さな原画
Etoupe Abstractsの原画には、152 × 102 mm という小さなサイズの作品が多くあります。
約15 × 10 cm。
大きな壁の中心に掛けて部屋全体の主役にするというよりも、デスク、本棚、チェスト、ベッドサイドなど、自分の近くに置いて楽しめるサイズです。
たとえば Amethyst Murmur Veil (144) 。
Amethyst Murmur Veil (144)
小さな原画を手元に置けば、作品全体の色彩だけではなく、絵具の重なりや細かな筆跡などにも目を向けることができます。
遠くから眺めるのではなく、ときどき近づいて細部を見る。
152 × 102 mmという小ささは、作品との距離を自然に近づけてくれます。
Etoupe Abstractsの小さなアクリル原画は、BASE とSaatchi Art で購入できます。
作品によって販売状況が異なりますので、現在購入可能な原画については、それぞれの販売ページでご確認ください。
アートプリントとは?
アートプリントは、オリジナル作品の画像をもとに制作するプリント作品です。
原画そのものではないため、アクリル絵具の物理的な盛り上がりや筆跡そのものが再現されるわけではありません。
一方で、原画とは違うサイズで作品を楽しんだり、飾る空間に合わせて素材や額装を選んだりできることは、アートプリントならではの魅力です。
Etoupe Abstractsでは、Artgene とSaatchi Art で、それぞれ異なる形のアートプリントを選ぶことができます。
Artgeneではジークレー額装プリントを
Artgene では、Etoupe Abstractsの作品をジークレー印刷による額装プリント として楽しむことができます。
小さな原画を自分の近くに置く楽しみとは少し違い、額装された作品を壁に飾ることで、少し離れた場所から色彩や構図を見ることができます。
たとえば Amethyst Dusk Veil (102) のような作品も、原画を間近で見る場合と、額装プリントとして空間の中に置いた場合では、受ける印象が変わります。
玄関、寝室、書斎、リビングの小さな壁など、額縁を含めて一つのインテリアとして作品を楽しみたい場合には、ジークレー額装版という選択肢があります。
Saatchi Artでは素材そのものを選べる
Saatchi ArtのArt Printでは、さらにプリントする素材そのものを選ぶ ことができます。
選択できるのは、
Canvas Metal Fine Art Paper Acrylic
の4種類です。
同じ作品でも、どの素材にプリントするかによって、飾ったときの印象や楽しみ方が変わります。
Canvas ― 絵画らしい存在感を楽しむ
Canvasは 40.6 × 30.5 cm のワンサイズです。
キャンバス地は白または黒 から選ぶことができ、フレームなしのほか、白または黒のフレーム付き を選ぶこともできます。
紙のプリントとは違い、キャンバスという支持体そのものに存在感があります。
たとえば Turquoise Golden Veil (101) のように色彩の広がりを楽しめる作品なら、Canvasにすることで、壁の中で一枚の絵画として見せる楽しみ方ができます。
原画よりも大きなサイズで作品を楽しみたいけれど、絵画らしい雰囲気も残したい。
そんな場合に考えられる選択肢です。
Fine Art Paper ― サイズとフレームの組み合わせを楽しむ
Fine Art Paperでは、
30.5 × 22.9 cm 50.8 × 38.1 cm
の2サイズから選ぶことができます。
さらにフレームは、
なし 黒 白 ナチュラルウッド Light Pewter(明るい銀白色) Dark Pewter(深みのある銀灰色)
から選択できます。
4種類の素材の中でも、サイズと額装の組み合わせを考える楽しみが大きい選択肢です。
たとえば Sapphire Nocturne (064) 。
白い壁にすっきり見せたいなら白いフレーム 。
木の家具が多い部屋ならナチュラルウッド 。
少しシャープな印象にしたいなら黒 やDark Pewter 。
同じ作品でも、フレームを変えるだけで空間の中での見え方はかなり変わります。
また、30.5 × 22.9 cm と50.8 × 38.1 cm では壁の中での存在感も違います。
「どの作品を選ぶか」だけでなく、どのくらいの大きさで、どんな額縁と一緒に見たいか まで考えられるのがFine Art Paperの面白さです。
Acrylic ― フレームなしですっきりと
Acrylicは 30.5 × 22.9 cm のワンサイズで、フレームなしです。
額縁との組み合わせを楽しむCanvasやFine Art Paperとは違い、作品そのものをすっきりと見せたい空間に合わせやすい選択肢です。
たとえば Amethyst Hydrangea Reverie (053) のように、色彩そのものを楽しみたい作品を、現代的なインテリアの中に取り入れる方法もあります。
フレームを含めた装飾よりも、作品の色や構図をシンプルに見せたい場合に検討できます。
Metal ― フレームを使わないもう一つの選択肢
Metalも 30.5 × 22.9 cm のワンサイズで、フレームなしです。
CanvasやFine Art Paperとは異なる素材に作品をプリントすることで、同じ画像でも異なる存在感で楽しむことができます。
モダンな家具や、すっきりした空間の中に作品を取り入れたいときには、こうした素材を選ぶ方法もあります。
原画では「絵具と支持体」が作品そのものですが、アートプリントでは、作品と素材の組み合わせを選ぶことも楽しみの一つ になります。
原画とプリントでは「見る距離」が違う
原画とアートプリントの違いを考えるとき、価格や素材だけでなく、作品を見る距離 を考えてみると選びやすくなります。
152 × 102 mmの小さな原画なら、デスクや本棚など、自分のすぐ近くに置く。
筆跡や絵具の重なりまで見る。
一方、30cm、40cm、50cmほどのプリントなら壁に飾り、少し離れたところから色彩や構図を楽しむことができます。
同じ作品でも、見る距離が変われば印象も変わります。
原画を選ぶのがおすすめなのはこんなとき
原画が向いているのは、まず一点ものそのものを所有したい と感じるときです。
画家が実際に絵具を重ねた作品を手元に置きたい。
写真やプリントでは分からない筆跡や質感を近くから眺めたい。
そう感じるのであれば、原画ならではの楽しみがあります。
また、大きな壁がない場合にも、小さな原画は選択肢になります。
デスクの片隅。
本棚の一段。
ベッドサイド。
「絵を買うなら大きな壁が必要」と考えなくても、原画を暮らしの中に迎えることができます。
アートプリントを選ぶのがおすすめなのはこんなとき
好きな作品を壁の大きさや部屋の雰囲気に合わせて楽しみたい 場合には、アートプリントが向いています。
原画の152 × 102 mmでは小さく感じる壁でも、プリントなら作品をもう少し大きなサイズで楽しむことができます。
たとえば Turquoise Golden Veil (101) 。
Turquoise Golden Veil (101)
原画 として手元で細部を見る楽しみとは別に、CanvasやFine Art Paperなどで壁に飾れば、作品の色彩を空間の中で楽しむことができます。
さらにSaatchi Artなら、素材、サイズ、フレームの組み合わせまで考えることができます。
原画かプリントか。さらに「どんなプリントか」
作品を選ぶとき、
「原画かプリントか」
という二択で考えがちです。
でも実際には、もう少し選択肢があります。
小さな一点ものの原画を手元に置く。
Artgeneのジークレー額装版として壁に飾る。
Saatchi ArtでCanvasを選ぶ。
Fine Art Paperを好きなフレームと組み合わせる。
AcrylicやMetalをフレームなしで飾る。
同じ作品でも、どの形を選ぶかによって、暮らしの中での存在の仕方が変わります。
飾る場所から選んでみる
どれにするか迷ったら、先に**「どこに置きたいか」**を考えてみる方法があります。
デスクや本棚など、自分のすぐ近くに置き、絵具の質感まで見たい。
そんな場合は小さな原画。
玄関や寝室などの壁に、額装された作品として取り入れたい。
そんな場合はArtgene のジークレー額装プリント。
少し大きく、素材やフレームも自分で選びたい。
そんな場合にはSaatchi Art のArt Print。
作品から選ぶだけでなく、場所から作品の形を選ぶ こともできます。
プリントだから価値が低い、ということではない
もちろん、原画は世界に一つしかないオリジナル作品です。
しかし、原画とアートプリントでは役割が違います。
原画には、絵具そのものの物質感と一点ものを所有する魅力があります。
アートプリントには、好きな作品を自分の空間に合った大きさや素材、額装で楽しめる魅力があります。
Etoupe Abstractsでは、Symphony in Verdant Veils (048) のArt Printを、米国のお客様にSaatchi Artを通して選んでいただいたこともあります。
作品との出会い方も、どの形で暮らしの中に迎えるかも、人それぞれです。
どちらを選んでも、アートのある暮らしは始められる
一点ものの小さな原画に惹かれる。
額装されたジークレープリントが好き。
Canvasで絵画らしく飾りたい。
Fine Art Paperとナチュラルウッドのフレームを組み合わせたい。
AcrylicやMetalのすっきりした姿が自分の部屋に合いそう。
選ぶ理由は、それぞれで構いません。
Etoupe Abstractsでは、小さなアクリル原画をBASE とSaatchi Art で販売しています。また、Artgene ではジークレー額装プリント、Saatchi Art ではCanvas、Fine Art Paper、Acrylic、Metalなど、さまざまな素材によるArt Printをご用意しています。
作品だけでなく、
どこに飾るか。 どのくらいの大きさで見るか。 どんな素材や額縁と一緒に楽しむか。
そんなことを考えながら、自分に合った一枚を選んでみてください。
※作品の販売状況、プリントのサイズ・素材・額装の選択肢は変更される場合があります。最新情報は各販売ページでご確認ください。
「BASE で原画を見る」 「Saatchi Art で原画・Art Printを見る」 「Artgene でジークレー額装プリントを見る」
“Nocturnal Gold Waltz (085)” Fine Art Print
“Sunlit Portal (220)” Fine Art Print